現在の物件価格に対し「高い」(購入を諦めるほど+ためらうほど)との回答が49%に達した。これはリーマンショック以降で、最も高い水準である。消費者は価格が高騰している様子を感じ取っており、特に希望購入価格帯5000万円未満の層は5000万以上の層に比べ、現在の価格が「高い」と感じている割合が大きい。 |
1年後のマンション価格が上がると予想するのは全体の約8割と依然高水準。現在の価格を高いと感じているにも関わらず、今後の価格高騰を予測しているのが特徴的。特に希望価格帯5000万円以上はこの傾向が顕著。リーマンショック前のミニバブル期は「現在価格が高いので今後は下がる」という傾向だったが、今回は「価格が高いが今後も上がる」とインフレ懸念が数値に現れた格好。 |
購入意欲が「増した」は54%と前回より19.9ポイント減少した。希望価格帯5000万円以上の層の意欲が「増した」率が66%なのに対し、5000万円未満の層は42%となっていることが確認できる。マンション価格が上昇したことにより購入が難しい層は意欲が減衰している。 |
「消費税8%になったために意欲が減った」人は全体の2割程度にとどまる。逆に「なるべく早めに買ったほうがいい」は全体の72%に達する。 |
マンション価格の上昇に伴い、中古マンションを同時に検討する割合が増加している。 |
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