【要旨】
◆ 「購入意欲」は前回より更に上昇、「不動産情報サイト接触」は第2次安倍政権発足後に急増
◆ 消費税増税よりインフレ懸念が購入意向を後押ししている
【概要】
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社は購入者側の価格への意識などを中心に購入検討者心理を四半期単位で時系列比較している。(今回で22回目)
自社インターネットサイト「 住まいサーフィン」モニターの登録会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象としてマンション購入に対するアンケートを実施した。
「1年前と比べた購入意欲」は過去最高水準を更新し、77%が意欲が「増した」と回答した。
「今は買い時だと思うか」の「買い時」合計は64%と前回水準までに達していないが、高水準となった。
「消費税増税前に早めに購入したい」という項目では「そう思う」の合計が4割なのに対し、「不動産価格上昇前に購入したい」という項目の「そう思う」合計は8割強と、消費税増税よりインフレによる不動産価格上昇のほうが購入意欲を後押ししていることが分かる。第2次安倍政権発足前後で「不動産情報サイトへよく接触している」が約15ポイント上昇しており、経済状況を冷静に判断しながら購入意欲を維持している様子が明らかになった。
(問合せ先)担当:堂坂 03-3221-2556
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