【概要】
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数については公表されているものがあるため、弊社は購入者側の価格に対する意識などを中心に購入検討者心理を四半期単位で時系列比較しており、今回が17回目となる。
自社インターネットサイト「
住まいサーフィン」モニターに登録された会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象としてマンション購入に対するアンケートを実施した。
「今は買い時だと思うか」という設問は、震災後から継続して回復している。前年同時期比較では、
「あまり買い時ではない+買い時ではない」が15ポイント低下し8%。これは直近1年以内で最も低い水準だ。
結果として「買い時ではない」と判断する層が減ったことで、買い時DI(買い時 ― 買い時ではない)は上昇中。
震災以降、一貫して回復しており震災以前の水準に近づいている。
また、購入意欲の回復は、消費税アップの影響も調査結果から伺えた。消費税がアップする前に購入したいという回答は60%を超えたことから、増税前の駆け込み意向が高まっている意識が明らかになった。