【要旨】
◆ 「今は買い時」という意識は大きく薄れている
◆ 「消費増税前の駆け込み購入は得策ではない」という冷静な判断が伺える
◆ 消費増税に相当する住宅ローン控除減税の拡充により、駆け込み意欲を充分に減じることができる
【概要】
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社は購入者側の価格への意識などを中心に購入検討者心理を四半期単位で時系列比較している。(今回で19回目)
自社インターネットサイト「 住まいサーフィン」モニターの登録会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象としてマンション購入に対するアンケートを実施した。
順調に回復を続けていた「今は買い時だと思うか」は今回で急落、40%程度まで落ち込んだ。
「1年前と比べた購入意欲」については前回を上回っており、購入意欲そのものは衰えていないことから
冷静に現状を静観する判断が伺える。
なお、「消費税の増税額が100万円とした場合、増税後の住宅ローン控除がいくら増えれば駆け込み購入意欲がなくなるか」については100万円以下(そもそも気にしないを含む)の回答が69%に達した。このことから住宅ローン減税の拡充が一定額に及べば、駆け込み購入を相当に減ずる効果があると考えられる。
(問合せ先)担当:辻 03-3221-2556
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