【概要】
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数については公表されているものがあるため、弊社は購入者側の価格に対する意識などを中心に購入検討者心理を四半期単位で時系列比較しており、今回が16回目となる。
自社インターネットサイト「
住まいサーフィン」モニターに登録された会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象としてマンション購入に対するアンケートを実施した。
これによると、今は買い時だと思うかという設問については、「買い時+やや買い時」との回答は前回の2011年10月調査時とほぼ同じ50%となり、買い時感は維持されているといえる。1年後の物件価格は「横ばい」との回答が前回より5.9ポイント増え約半数を占める。現在の購入意欲は「増している」の合計が前回、今回と微増した。震災対応マンションや新しいコンセプト(太陽光発電、売電、消費者志向など)のマンションは以前より増えたとの回答が約8割に達しており、消費者ニーズを満たす物件が増えていることが、買い時感を維持し、購入意欲を徐々に刺激する要因となったと推測される。
を得ていることが明らかになった。
湾岸部、内陸部に立地する場合にマンションと戸建のどちらが安全だと思うかを尋ねた設問では、湾岸部、内陸部のどちらもマンションのほうが戸建より安全だと考えられていることが分かった。更に湾岸部では内陸部に比べマンションのほうが安全との回答が、13ポイントも上回る結果となり、湾岸部は構造面でマンションが評価を得ていることが明らかになった。