・間接、直接効果を合算すると「住戸環境」「住戸設計」「立地」が満足度に影響を与えている
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、マンション入居者への住み心地満足度調査を行ったのでこれを公表する。
自社が運営する分譲マンション購入者向けサイト「
住まいサーフィン」登録会員のうち、マンション購入済みの入居者を対象としてマンションの住み心地に関する満足度調査を実施した。本調査は2009年から実施、今回で5年目となる。
実施時期:8/1〜8/12(Webと郵送による回収)
サンプル数:サンプル数1044(サンプル数20件以上の売主のみがランキング対象)
調査項目は昨年同様に①住み心地に対する満足度A知り合いに薦めたいか③購入マンションの総合満足度の3つに分け、①はどの項目を重視するかをもとに加重配点し住み心地満足度を算出。総合満足度は①〜③の平均値の順番で算出した。
【調査の結果】
総合満足度の評価は、1位野村不動産→2位住友不動産→3位三井不動産レジデンシャル となった。
野村不動産は満足度への寄与度が高い項目「住戸環境」「住戸設計」の両項目で高い評価を獲得し、「住み心地」と「推奨度」でトップとなり、結果、総合満足度で1位となっている。総合満足度2位の住友不動産はコストパフォーマンスは平均値以下の評価だが、満足度への寄与度が大きい「立地」での評価が高く、「住戸環境」「住戸設計」が平均値を上回る評価であった。住友不動産と同様の傾向を示すのは、オリックス不動産、モリモトである。ともに推奨度で評価が得られず、総合満足度順位は低いが「住戸環境」「住戸設計」で高水準の評価を得ており、「住み心地」では高めの評価を獲得している。三井不動産レジデンシャルは各項目(住戸環境、住戸設計、設備水準などの評価項目)の評価は平均値と同じ程度で「住み心地」得点は平均並みであった。しかしながら推奨度で高得点となり総合満足度で3位となった。
各項目と満足度、推奨度の関係を分析したところ、満足度への寄与は高いほうから順に、住戸環境、住戸設計、立地であった。推奨度へ直接寄与するのは住戸設計、設備水準、耐震性、共用部、コストパフォーマンスであった。
(問合せ先)担当:堂坂 03-3221-2556
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総合満足度1位は野村不動産、2位は住友不動産となった
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