Attractors Lab logo image
Home調査結果 > 第1回 東京23区賃料改定状況調査の公表について


「東京23区賃料改定状況調査」の公表について
【プレス発表資料】2009年3月13日 アトラクターズ・ラボ(株)
【要旨】
23区全体:グロス賃料帯により二極化。グロス賃料20万円未満は実質プラス、20万円超は悪化
都心5区は他区に比べ、冷え込みが深刻

【概要】
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、「東京23区の賃料改定状況調査」を行ったのでこれを公表する。

自社の賃貸住宅データベースを用い、2008年10〜12月期の東京23区データを集計対象とした。同一住戸の前回募集賃料(いったん入居→退去後の)と今回募集賃料を比較し、その差分を分析している。(※同額の場合は0%となる) 前回募集時期と今回募集時期の平均期間は約1年5ヶ月で、サンプル数は1万6,179戸。

これによると、23区全体で賃料改定状況はグロス賃料帯により二極化傾向にある。グロス賃料が20万円未満は賃料改定率が0%前後となる。これは築年経過によって減額することを考慮するとプラスといえる。一方、20万円以上は高額物件ほど賃料改定の下げ幅が大きくなる。面積帯別では、賃料と面積帯は比例するため、面積70m2未満は安定しているが、70m2以上では面積が大きくなるほど改定の下げ幅が大きい。

地区別で結果を見たところ、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)、他区(左記以外の区)ともにグロス賃料20万円未満は改定率が0%前後となり、実質的にはプラスと評価できる。20万円超は改定率のマイナス幅が大きい。都心5区は賃料帯が大きくなると値下げ幅が大きくなり、他区より値下げ幅が大きい。

今回の調査から、都心5区だけでなく23区全体でグロス賃料20万円未満はプラス、20万円超が悪化という二極化傾向にあることと、都心5区は他区より冷え込みが深刻なことが明らかになった。

(問合せ先)担当:堂坂 03-3221-2556


  • アトラクターズ・ラボは高額賃貸住宅市場調査を実施し、有料にて提供しています。
  • アトラクターズ・ラボのプレスリリース配信を希望される方は下記よりご登録ください。
  • 掲載内容の記事、図表などの無断転載を禁止いたします。
プレスリリース無料配信登録フォーム



23区全体 賃料帯別賃料改定率
グラフ
コメント
グロス賃料20万円未満は変動が小さく、実質的にはプラス
20万円以上は需要減速により悪化




23区全体 面積帯別賃料改定率
グラフ
コメント
面積帯は賃料帯と比例するため、70m2未満と70m2以上でマーケットが二極化




都心5区と他区比較 賃料帯別賃料改定率
グラフ
コメント
都心5区、他区ともに20万円未満は実質プラスで、20万円以上が悪化
他区は都心5区より値下げ幅が小さい
click競合物件ASP
周辺の具体的な競合物件月次リーシング状況などの把握がが5分程度で可能

clickPMレポートASP
保有物件を定点観測、賃料相場、競合状況レポートを自動作成、閲覧可能

clickハイクラス賃貸マンションデータベース
都心の比較的高額な賃貸マンションの物件概要、空室、募集条件を月次で提供


調査結果の利用を希望される方は下記へお電話ください。
tel03-3221-2556


プレスリリース無料配信登録フォーム

ご登録いただいたご連絡先宛に 、今後、弊社のプレスリリースならびに各種ご案内(サービス、セミナー等)やアンケートのご案内をする場合があります。
会社名:
部署名:
役職:
お名前:
電話番号:
メールアドレス:
※上記メールアドレス宛に配信を行いますので、お間違えのないようご注意ください。
※半角英数で入力してください
ご意見:
   

1週間以上経過しても弊社より連絡がない場合、システム上のエラー等
お客様からのお問合せが届いていない可能性がございます。
大変お手数をお掛けして誠に申し訳ございませんが、再度ご連絡を頂きますようお願い申し上げます。

なお、ご連絡頂いた内容によっては、お応え致しかねる場合もございます。
予めご理解を頂きますようお願い申し上げます。
ページトップ
copyright