(出典)実績は「生命表」厚生労働省、予測は(財)国立社会保障・人口問題研究所
上記グラフは平均寿命の予測と実績を比較したものである
生残率を低く設定するために、平均寿命が低くなっている
前頁同様、生残率も一方向にはずれる傾向がある
このように、出生率は高く、生残率は低く(死亡率は高く)、予測した結果は少子高齢化の想定を甘く設定することになった
このため、社会保障制度改革の前提となる問題意識が歪められた
現行の賦課方式(現役世代が引退世代への給付を負担する)を機軸にする社会保障制度は人口構成が大きく変化してきている現在の日本では構造的に問題があり、抜本的な改革が望まれる |