不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社（東京都千代田区・代表取締役：沖有人）は、首都圏の新築分譲マンションの含み益が出る確率を行政区単位に集計したので、その結果を住まいサーフィン上で公開することとした。
1993年以降分譲されたマンション約１.１万棟について、購入してから現時点で売却するまでの含み益を以下の通り計算した。
総合利回り＝キャピタルリターン（購入額よりも高く売れればプラス）＋インカムリターン（そのマンションに住んだ場合の賃料）
含み益の利回り＝総合利回り − 住宅ローン金利
住宅ローン金利を長期固定が２％と考えた場合の含み益が出た物件の割合、を行政区単位にランキングした。 ここから言える代表的なことは以下となる。

• １位は東京都中央区、２位港区、３位渋谷区と上位は都心の職住近接地に集中した
• 郊外であっても高級住宅地（例：逗子市・都筑区・国立市・浦和区など）は値下がりしにくく、比較的上位になる
• マンション適地でないエリアは価格高騰の折に分譲されるが、その後資産価値を維持することが難しい

■「住まいサ〜フィン®」（http://www.sumai-surfin.com/）
アトラクターズ・ラボが運営する2003年にスタートしたマンション購入者向けの無料会員制情報サイト。会員数15.4万人。
物件検索・新築時価査定・マンション評価・会社評価・Ｑ＆Ａ掲示板・相場価格などの情報が参照できる。

（問合せ先）担当：辻　03-3221-2556