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不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、一都三県で主要ハウスメーカーが自社のブランドとして募集を行っている住戸を対象に、相場との乖離度を分析したのでその結果を公表する。
募集に出ている住戸は立地や面積など諸条件が異なるため、独自開発を行った賃料査定バッチプログラムにより諸条件を補正し、各住戸の相場賃料を算出した。
本賃料査定バッチプログラムシステムは既にサブリース会社などから依頼実績があるが、各社が実際に設定した賃料を元に当社が算出した相場との乖離分析を行った結果を公表するのは本邦初となる。
<対象ハウスメーカー>
三井ホーム、大和ハウス工業、旭化成、パナホーム、積水ハウス、東建コーポレーション、大東建託
<調査対象住戸の条件は以下>
- 所在地:東京・神奈川・千葉・埼玉に所在
- 築年:新築〜1年以内の物件を除外
- 駅からのアクセス:バス便を除外、駅から徒歩20分圏内
- マンションタイプを除外し、同一駅の募集事例のみ比較し、更に近似サンプル数が一定に満たないものは除外
※ただし、旭化成に関しては同一構造の事例が少ないため、軽量鉄骨構造の近似事例と比較を実施
<相場賃料算出方法>
- 査定に使用した近隣類似条件住戸は、独自収集した約700万件のアトラクターズ・ラボ賃料データベースから抽出
- 面積・立地・築年数・向き・階数・構造などの諸条件を補正して、当社相場賃料の算出
※補正:ヘドニック分析により算出した駅別面積帯別の補正係数をもとに実施
この結果、当社相場賃料に対して最も割高に設定できているのは三井ホームとなり、大和ハウス工業が二位となった。
上位と下位との差は約4.4%となり上位2社は駅、構造、面積帯を同一とする市場の中でも価格競争に陥らない設定を行っていることが明らかとなった。
(問合せ先)担当:澤 03-3221-2556
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