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不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、分譲年別のマンション評価推移調査を行ったので公表する。
自社が運営する分譲マンション購入者向け会員制サイト「住まいサーフィン」にて、会員が行った累計6778件の物件評価を分譲年ごとに確認し、推移や特徴を調査した結果である。この評価は主にマンションのモデルルームに来場した購入意向者が、「(1) 住戸設計」「(2) 住戸環境」「(3) 使い勝手」「(4) 共用部分」「(5) 周辺環境」「(6) 総合評価」「(7) コストパフォーマンス」を5段階で評価した結果である。「(8) 合計点」は(1) 〜 (6) の評価から算出している。
これによると、いずれの項目も年を追うごとに評価が低くなってきている。2003-06年、2007-10年で評価で下落が大きいのは、「(7) コストパフォーマンス」「(6) 総合評価」である。逆に評価の下落幅が小さいのは「(5) 周辺環境」と「(3) 使い勝手」で、分譲マンションの開発に工夫や努力をした結果がこの評価結果に出ていると考えられる。一方で「(7) コストパフォーマンス」の推移と「都区部の分譲価格」の推移に注目すると、コストパフォーマンス評価結果が下がるにつれて、分譲価格が上がってきており、両者は反比例していることがわかる。
消費者は価格の変化、変動に敏感であり、物件に関してもシビアに評価している様子が明らかになっている。
(問合せ先)担当:堂坂 03-3221-2556
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