|
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、
東京23区内の駅別世帯増加数(2010年と2005年の5年間での比較)をランキング作成したので公表する。
世帯増加は住宅開発の影響を受けるものの、需要が旺盛な駅を特定することを目的としている。
作成方法は、最寄駅圏内の町丁目別住民基本台帳人口・世帯数を面積按分集計して作成した。
最寄駅圏内は隣接駅との重複を避け、地図上で排他的に割り当てられた最寄駅圏内のデータにて分析した。
そのため、最寄駅圏内の形や面積は各駅毎に異なっているので、この影響を受けない密度計算したものとして
俯瞰した地図を掲載した。
世帯増加数のランキング上位3位までの結果は、下記の通り。
1位:豊洲駅(江東区) 、 2位:勝どき駅(中央区) 、 3位:錦糸町駅(墨田区)
この結果、大江戸線・半蔵門線などの鉄道延伸をきっかけとした湾岸や城東エリアへの世帯移動が明らかになった。
この理由として、都内の大型オフィス供給が山手線の秋葉原〜品川に集中することを背景に、世帯人員が減少し、増えている単身・DINKS(子供なし)世帯が職住近接を望むからと考えられる。
住みたい街ランキングのような調査は多いものの、 全405駅中自由が丘駅は365位、代官山駅は401位と、
実態は全く異なる結果となっており、実際に移住している街は現実的な判断が強く影響している。
今回東京23区の結果を公表したが、首都圏や政令指定都市も持ち合わせている。
- アトラクターズ・ラボのプレスリリース配信を希望される方は下記よりご登録ください。
- 掲載内容の記事、図表などの無断転載を禁止いたします。
|