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不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、売主別の中古マンション価格の騰落率ランキング(2009年版)を作成したので、公表する。
2009年に売り出された中古売出住戸と2001年以降に分譲された新築時の当該住戸価格を突き合わせて、新築時からの騰落率を算出し、これを売主別(JVを除く)に集計し、ランキングした。
(住戸サンプル数は全16,491件で、30以上サンプル棟数のあるデベロッパーのみをランキング対象とした)
本調査は2006年から行っており比較すると、全体平均が06年が−4.0%(平均築年数3.7年)、07年は2.7%(同4.2年)08年は−2.5%(同4.2年)、09年は−5.3%(同4.8年)となっており、前年比で築年が+0.6年で騰落率−2.8%となった。
その中で、1位は昨年に続いて三菱地所で、5.3%のプラスとなり、全体平均(−5.3%)よりも10%超上回った。
傾向として、ファミリー向け実需用の物件は新築時坪単価が高いほど資産価値が保たれやすい傾向があることが明らかになっている。
こうした立地にはブランド戦略を進める大手デベロッパーが供給するケースが多く、その中でも立地やコストパフォーマンスで優れていたマンションが騰落率上位になる。
2位以下も老舗総合デベロッパーが上位を占め、2位丸紅、3位東急不動産、4位住友不動産、5位三井不動産レジデンシャル、6位野村不動産となった。
(問合せ先)担当:堂坂 03-3221-2556
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