不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、ブランド別のマンション評価ランキングを作成したので、公表する。
弊社が運用する分譲マンション購入者向け会員制サイト「 住まいサーフィン」(2004年7月オープン 会員数13.7万人)にて、会員が行った累計4000件以上の物件評価をブランド名毎に平均し、ランキングした結果である。
この評価は 住まいサーフィン会員が行う
(1)住戸設計(間取り・空間)
(2)住戸環境(採光・眺望・プライバシー)
(3)使い勝手(収納・家事・設備条件)
(4)共用部分(共用設備・管理方式・敷地プラン)
(5)周辺環境(駅や周辺環境・生活利便性)
(6)総合評価(事業者・施工者・特筆点)
から100点満点で採点される。恣意的な評価に平均が偏らないように、別のユーザが評価に賛同したポイントを加重配点して決定している。
ランキングの際には、評価のある物件数が10以上のブランドに限定し、民事再生や破綻した企業のものを除いている。
結果は、
1位パークシティ
2位パークコート
3位パークタワー
でベスト3を三井不動産レジデンシャルが独占した。(ちなみに、同社のパークホームズは13位、最高位ブランドのパークマンションとコンパクトタイプのパークリュクスは物件数が10件に満たなかった)。
4位はプラウド(野村不動産)で、ブランド名を細分化していない中では最高位となった。
5位はパークハウス(三菱地所)で、上位を大手総合デベロッパーが独占する結果となった。
1位と最下位との差は約18点に及び、ブランド間の格差は短期間では縮めにくい大きなものとなっている。
ブランド間にて差が大きな評価項目は、(1)周辺環境、(2)使い勝手、(3)共用部分であり、最も格差を生んだのは立地選定であった。
この結果は各社のブランド戦略に対するユーザ評価の表れと考えており、立地・プランニング・施工方法・販売時の説明力などの総合力が問われた結果と認識している。
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